映画はあまり観ない方ですが、今回はそんな自分がDVDを買って繰り返し観ている映画を紹介します。

『麗しのサブリナ』1954年

オードリー・ヘップバーン主演で、相手役にハンフリー・ボガード。監督はビリー・ワイルダー。とてもお洒落でロマンチックなラブストーリーです。

大富豪ララビー家の運転手の娘であるサブリナは、ララビー家の次男でであるデイビッドに密かに思いを寄せていました。しかし彼に別の女性がいることを知ったサブリナは、自動車の排ガスで自殺を企てます。そんな彼女をすんでのところで救ったのは、長男のライナスでした。サブリナはそのまま父の計らいによりパリへ料理の勉強(花嫁修業)へ旅立ちます。2年後パリでセンスを身につけ美しくなって帰ってきたサブリナは、デイビッドのハートをいともたやすく奪ってしまいます。このままでは事業に支障が出ると判断したライナスは、サブリナの気を惹き二人の仲を引き裂こうとします…。

まず、パリ帰りのサブリナの美しいこと!
通りに降り立ったターバンにスーツの姿。
白地に黒の模様を描いたイブニングドレス。
全身ブラックのサブリナパンツ。
どれも思わず見入ってしまうほど美しい。ファッションには詳しくありませんが、見た瞬間憧れのスタイルになりました。

そしてメインテーマである恋愛物語。
終始軽快なテンポで進むため、見ていて気分が悪くなることはおそらく無いかと。サブリナの初心で純粋な思いに心を打たれたり、彼女を巡る兄弟の争いに思わず笑ってしまったり。
大人の恋ではありますが、みんな本当に可愛らしい。クライマックスの切ない場面も、苦しいというより愛おしい気持ちになります。

素敵な恋愛を夢見たくなる幸せなラブストーリーです。

どんどん人生が好転していくサブリナの姿。楽しいときは勿論ですが、
ぜひ失恋したときにも観ていただきたい!

投稿者

korif

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