このブログに脈絡も何もないのですが、唐突にときメモ4について書いてみたくなりました。
3ってよく批判的に話題に上りますよね(単体としてみれば電話番号の件以外良作だと思うのですが)。
ただ4って最新作なのに都子以外結構忘れられがちな気がします。
そこで今回は主に前作3との比較を通して4の特徴を紹介したいと思います。

・情報係の復活

まず情報係が復活します。
仲良くなるために電話番号を聞きたいのに仲良くならないと電話番号を聞けないシステムは廃止され、
幼馴染の都子がその役割を果たすことになります。
都子は連絡を繰り返すとデートに誘うことができますが、
あまり仲良くしすぎるとほかの女の子の情報を教えてくれなくなるので注意が必要です。
ちなみにレイ様の匂いを感じ電話しまくった筆者は初クリアが都子でした。

・EVSの維持

携帯機ながら、有難いことにEVSは継続です。
最早ときメモには欠かせませんね。
EVSの作成にはPSPをインターネットに接続する必要があるため、
仙台駅のシータまで出向いて作成したのは懐かしい思い出です。
そしていつかは来るとわかっていたことですが、
EVS作成サービスは2022年に終了してしまいました。
ダウンロード系はここが寂しいですね。

・レベル制の廃止

レベル制ではなく、従来の数値性に戻りました。
前作の「予習」はなくなりましたが、細かな調整をし易くなってよかったと思います。

・特技の追加

システム的に最大の特徴である特技。
パラメーターの増減に関係に関するものが多いですが、
女の子との交流、攻略に大きく関係してくるものもあるので要チェックです。
狙う女の子に応じて付け替えていくのが楽しみのひとつです。

・金の概念の追加

バイトもすれば買い物もします。
男なのでデート代も払います(現実でどうのこうのはこの際無視)。
GSシリーズではお馴染みの概念ですが、
良かったか悪かったかはわかりません。
否定しているのではなく、本当にわかりません。
バイトという行動範囲が増えたことは、遊びが広がったと捉えることもできます。

・趣味、話題の廃止

前作では趣味というシステムがあり、
アイテムや喫茶店での話題を取得することができました。
女の子と話すのが楽しくて気に入っていたのですが、今後も復活しなさそうですね。

・バトルの復活

個人的に一番嬉しかったのがこれ。
一見無駄な要素を全力で楽しむことがときメモの醍醐味だと思っているので、
発生したときは拳を天に振り上げました。
都子狙いのときはしょっちゅう戦っていた気がします。

・女の子の物語について

前作は死や魔物などトリッキーな物語が多くありましたが、
今回では進路や友情など、中学生日記のように爽やかな物語が用意されています。
そのため女の子も正直普通の印象。
この辺りが4が記憶から零れ落ちてしまう最大の要因かと。
とはいえときメモにハードな物語を期待しているのでは全くないので、
さじ加減が難しいのだろうなと思います。

全体的に恋愛シミュレーションとしては賛否両論の少ない良作といった印象を持ちました。
特技で育成、好感度上げは本当に楽しくなっているので、
とにかく目標を達成するのが好き!という方にはかなりおすすめです。

発売日:2009年12月4日
ハード:PSP
廉価版発売中