ときメモや恋愛ものが大好きだった高校生のころ、一冊の本に出会いました。
花田十輝、あおしまたかし『ときめきメモリアル6』電撃文庫、1999年。
特に館林さんに焦点を当てたあおしま氏による「Last Winter」が好きだったので、今日はその紹介を。

館林さんといえばときめきメモリアルを代表する一途で純粋な女の子。
本編イベントでも彼女の一途さはよく表されていますが、
小説版ではその魅力にいっそう近づくことができます。
特にドラマシリーズ「旅立ちの詩」に感動した方には読んでいただきたい作品です。
館林さんのかわいらしい心の動きが繊細に描かれているので。

物語は館林さんの入学式から始まります。
大切な日に猫を助けるために木に登り、降りられなくなってしまう館林さん。
そこにヒーローのように現れた不愛想な男の子。
その優しさに惹かれ、一目で恋に落ちてしまいます。
同じ高校に通う二人。
どうにかお近づきになりたい館林さん。

もうおわかりですね、三年間タックルをしかけつづけます。

何度もぶつかられるうち、不愛想で評判の悪い男子生徒、羽村葵も彼女のことが気になっていきます。
高校生活の終わりころ、ついにお互いの名前すら知るように。
しかし彼には好意を素直に受け入れることができない事情があり……。
なぜ彼は人を寄せ付けないのか。
館林さんは一目ぼれを信じ続けることができるのか。

100ページないくらいの短編なので、気まぐれに読み始めていただきたいです。
そして、恋する乙女のパワーを感じていただければと思います。

投稿者

korif

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